南部地区の「今」
東近江市内でも有数の新興住宅地として家々が立ち並び、開拓地跡地らしく道路は東西南北に整備されています。また、公共下水道供用後、住宅の高層化が可能となったことからアパート、マンション等の集合住宅の建設が進みました。近年は、一戸建て住宅の宅地造成が行われ人口が増えていますが、新興の住宅地ゆえの状況も現れています。南部地区の住民は、古くは工場誘致に伴い居住された方ですが、それ以後は、新しい住宅地の造成にともない市の内外から転入された方がほとんどです。そのため古い習慣やしがらみがなく、気楽であり自由なまちではあります。また自然災害的な状況も起こりにくいことや地区の中に幼稚園から高等学校までの教育施設がある他、病院や薬屋さん、大きな商店やコンビニもあります。道もきれいになって、広く大きな道もできました。今では人口約8000人の地区であり暮らしやすい生活に困らない町となっています。しかし、地区内には幼小中高と教育機関があり、全体的には子どもの数や若い世帯が多い傾向にある。その一方で戸建て住宅の一部では高齢化が進み二極化しています。また、地域としての歴史が浅く人々のつながりが無いことなど近所付き合い等の人間関係は希薄化し自治会加入率が低下傾向にあります。最近では、自治会への非入会者や脱会者が増え運営上の課題になっている。

人口 | 世帯数 | 自治会数 | 自治会加入率 | |
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2020年 | 7,934 | 3,664 | 14 | 57.6% |
2021年 | 7,846 | 3,693 | 14 | 56.5% |
2022年 | 7,864 | 3,756 | 14 | 53.7% |
2023年 | 7.896 | 3,888 | 14 | 46.0% |
